ヨガ教室

日本に初めてヨガが伝わったのは、大同元年(806年)頃と考えられていますが、この頃は真言宗や天台宗の修行法として“瞑想”や“呼吸法”が普及しています。
現代では宗教から離れて、健康法やストレス解消法として、さまざまな運動に取り入れられています。

マット一枚あれば、どこでもポーズを取ることができて、お金があまりかからないことも、ヨガの愛好者が多い理由のひとつでしょう。
フィットネスクラブなどでも導入しているところがたくさんありますから、しなやかな身体づくりになるヨガを、女子力UPの一環として始めてみてはいかがでしょう?

ダイエットになるヨガ

動きの少ないヨガでは痩せることができないイメージがありますが、ヨガで鍛える筋肉は「インナーマッスル」で、身体の奥にある筋肉です。
通常の筋トレとは、鍛えることのできる筋肉が異なるようです。

ヨガでさまざまなポーズを取っているうちに身体のゆがみが自然に矯正されて、柔軟性と筋力が増します。
また、姿勢が良くなることで、脂肪のつきにくい身体へと変わっていくみたいです。

普段使用していない筋肉を刺激するとともに腹式呼吸を行って、全身にくまなく酸素が行き渡ります。
そうすると身体の中の細胞が活性化されて、新陳代謝が活発になりダイエットになるようです。

冷えが改善されるヨガ

ヨガには、ライオンのポーズ、コブラのポーズ、ハトのポーズ、バッタのポーズ、三日月のポーズなど、さまざまなポーズがあります。
呼吸に合わせてゆっくりとこれらのポーズを取ることで、全身の筋肉が伸びて血液の循環が良くなり、肩こりや冷えなどを改善することができるようです。

女性が悩みがちな、ホルモンバランスの乱れを整える作用もあるため、更年期障害や生理不順などをやわらげる効果も期待できそうです。
ただし、ヨガのポーズには、身体がやわらかくないと取れないポーズが少なくありませんから、十分に柔軟運動を行ってから、無理のないポーズで始めてください。

気持ちが安定するヨガ

ヨガの特徴として多くの人が指摘するのは、精神面に及ぼす影響です。

ヨガでは独自の呼吸法が取り入れられており、最初に「腹式呼吸」をマスターします。
腹式呼吸で肺や横隔膜を動かすことで全身の血行が良くなり、自律神経を整えることができるといいます。
自律神経は、交感神経と副交感神経がセットになっていますが、ヨガを行うことでコントロールしやすくなるようです。

さらに、瞑想と組み合わせることで集中力が高まり、安定した精神状態を作りだすことができます。
恋愛がうまくいかなかったり、仕事が忙しかったりしたときにヨガを行うことで、気持ちを落ち着けることができるでしょう。
気持ちのコントロールのためにもヨガを行ってみてはいかがでしょうか。