貯金箱

皆さんは、なぜ貯金をしようと思っているのですか?
車を購入するため、住宅を購入するため、旅行へ行くためなどなど、様々な目的が考えられますが、最近ではこういった明確な目的を持たずにただ貯金をするという人が増えてきています。
その理由は、将来に何があるか分からないからです。

もしも自分が大病を患って動けなくなってしまった場合には、確かに貯蓄さえあれば助かる可能性も高まりますし、もしも現在勤めている会社が倒産してしまった場合には、貯蓄を切り崩しながら生きながらえることができます。
こういった将来への不安から逃れたい一心で、人は貯金をし、貯金をすることで安心したいのです。

ですが、それによって自由を奪われていることも忘れてはいけません。
確かに、お金を貯めれば将来の不安は幾分軽減されることになりますが、そのお金を使うことができれば、もっと有意義な時間を過ごせたかもしれないのです。

ただ貯めるだけでは損をしているかも

確かに未来に何が起こるかは分かりません。
そしてその不安を払拭したいがために、一心不乱にお金をかき集めることになるのですが、これをすると現在の生活に潤いが保てなくなるんです。
稼げる量が限られていますので、当然と言えば当然ですね。
これは果たして、正しい選択なのでしょうか?

とある調査によると、日本人は平均3000万円の貯金を残して亡くなるそうです。
この大金を使えば、生きている内に様々な経験をすることができたはずです。
旅行に行くことも、車を購入して自由に乗り回すことも、住宅を購入して豊かな暮らしを送ることもできたかもしれません。
それにも関わらず3000万円という大金を使うことなく一生を終える事は、それは果たして幸せな人生を送れたと言えるのでしょうか。

私はそうは思えません。
ある程度自由にお金を使って死んだ方がよっぽど悔いの無い、後腐れも無い死に方ができると考えます。

単に将来が不安だからと言って貯金をしたとしても、目的の無い貯金は死に金になるケースが多いのも事実。
それでは今まで貯金してきた努力が水の泡なんて、もったいないですよね。

明確な目標を立てる

それでは貯金を生きたお金にするためにはどうすれば良いのでしょうか?
答えは簡単、明確な目的を持つということです。
「将来に使うから」というような漠然とした目的ではなく、「車を購入するため」や「マイホームを買うため」というように明確な目的を持つことがお金と上手に付き合うコツです。
なぜお金が必要なのか、どの程度の額が必要となるのかを調べ、それを目標として貯金をする生活を送ることができれば、せっかくのお金を殺さずに済みます。

私は、結婚前からずっと住み慣れた千葉県船橋市にマイホームが欲しい、という目標を立てて貯金をしていました。
結婚してから夫と二人で貯金をして、知り合いから教えてもらったセミオーダーの注文住宅メーカーに依頼して念願のマイホームを購入したんです。
船橋のローコスト注文住宅メーカーモクハウス
今でもここに依頼してマイホームを建てたことに後悔はありませんし、むしろ満足している気持ちの方が大きいです。

全ての人がマイホーム購入を目標にする必要はありませんが、あくまでも一個人としての意見として捉えてください。
きっと各々の目標は違うはずです。

もちろん、貯金の全てをこれにした方が良いというわけではありませんし、ある程度は将来のために残すことも必要です。
一番大切なのは何にいくら使うのかというバランスも考えながら、目標を明確にすることでモチベーションを保つことにもつながるのです。